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【2020年】ファミリー向けハイスペック2ルームテントを徹底比較

キャンプ道具

キャンプの回数を重ねていくと、ハイスペックのテントが欲しくなりますよね。
しかし、価格もそれなりの金額になりますので本当に自分に合ったテントなのかよく吟味してから購入したほうが良いですね。
検討したくてもどれを選べば良いかわかりづらいので比較表を作ってみました。
購入時の参考にしてください。

項目コールマン
コクーンⅢ
スノーピーク
ランドロック
キャンパルジャパン
ティエラ5-EXⅡ
ロゴス
プレミアム 3ルームドゥーブル WXL-BJ
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定価(税込)¥173,800¥174,900¥167,200¥185,900
重量約34kg約22kg約25.8kg約27.2kg重量は体力のない方や車から収納場所に距離がある方は気になるポイントかと思います。
コクーンは重量は重いが、付属品も多いため重量が増えているようです。
本体/奥行き670cm625cm555cm683/600cm奥行きは空間が広くなる分、狭いサイトでは窮屈かもしれません。ドゥーブルは3ルーム化することで最も長くなりますが狭いサイトの場合は2ルームで使うこともできるので、サイトを選ばすに使えそうです。
本体/幅(cm)400cm405cm310cm360cm幅がはみ出すようなキャンプサイトはあまりないかと思うので幅広でも困ることはあまりないかと思います。
本体/面積(㎡)※126.8㎡25.3㎡17.2㎡24.5/21.6㎡面積が広いほうがゆったりできます。ただし広すぎると冬に暖房が効きにくいというデメリットもあります。
本体/高さ(cm)220cm205cm205cm210cm高さはどのテントも2メートルを超えているので、身長の高いかた以外はあまり気にならないと思います。
フライ生地210D ポリエステルオックスフォード(遮光PU、UVPRO、PU防水、シームシール、テフロン撥水)150Dポリエステルオックス・遮光ピグメントPUコーティング(ルーフ部)・UVカット加工・テフロン撥水加工ポリエステル210d難燃性バルキーポリタフタ( UV-CUT加工 耐久性超撥水加工)各社表現が違うので比較は難しいですが、数値が大きいほうが糸が太いようで、外気の影響を受けにくいので、暖房時の熱が逃げにくいなどの効果がありますが、重量が増えるというデメリットがあります。ロゴスが採用している難燃性バルキーポリタフタも燃えにくく断熱効果がある生地のようです。
耐水圧(フライ)約3,000mm3,000mmミニマム1,800mm3000mm耐水圧は3,000mmミニマムのランドロックが優れていますがティエラの1,800mmでも十分な性能なので問題はないでしょう。
インナーコットン混紡ポリエステル、68D ポリエステルタフタ68DポリエステルタフタT/Cポリタフタコクーンとティエラが採用するポリエステルとコットンを混紡した素材は結露が少なく通気性と断熱性を備えているため、オールシーズン快適に過ごせます。
インナー/奥行き240cm230cm※2220cm210cm奥行きが長いと足元に荷物を置く空間が出来ますが、リビングスペースがその分狭くなります。
インナー/幅360cm360cm※2300cm335cm幅が広いと快適に就寝できる人数が増えます。
大人ひとりあたりの人数は75cmが目安です。
インナー/面積※18.64㎡8.28㎡6.6㎡約7㎡面積が広いと快適に就寝できますが、広すぎると空間が温まらないので冬場は寒いかもしれません。
インナー/高さ195cm不明195cm175cm高さがあると立って着替えができるので高いほうが良いですね。
身長が170cmぐらいでも手を伸ばすと2mぐらいになるので高いほうが快適です。
ルーフフライ付属75D ポリエステルタフタ(遮光PU、UVPRO、PU防水、シームシール、テフロン撥水)
別売りなし
(ただしライナーシートというテント内の天井に取り付けるシートが付属されています)
付属
ポリオックス
ルーフフライは夏場は日差しを遮り、冬場は結露を軽減する効果があります。日中でも屋内が暗くなるというデメリットがありますが、コクーンには天窓があるため明るさも確保しています。上に木があると樹液等の汚れが本体天井に付かないのでルーフフライを洗えばよいので楽ですが、どのテントも天井が高いので取り付けが大変なので、身長の低い方は無理につけなくてもよいと思います。
キャノピーポールキャノピーポール×3(180cm×2、200cm×1)別売り付属付属フロントパネルを跳ね上げる事で空間が広がるので付属されていると嬉しいですね。コクーンはサイドパネルを跳ね上げる事もできるのでバリエーションが豊富です。
特徴フロントパネルにサイドウォールがついていて、雨風が強い日や横からの日差しが差し込むシチュエーションでもフロントパネル下を有効に活用できます。
メッシュ部分が多く涼しく過ごせます。
ロングセラーモデルで安心。
風に強いスタイルなので荒天時でも安心。
メッシュ部分が多く涼しく過ごせます。メッシュ部分が多く涼しく過ごせます。
ロゴス独自のパネルシステムで、フロントパネルに雨水がたまらないことやランタンをつるせるなど機能性が高いです。
フロントパンる部分をメッシュにすることで3ルーム化できます。

※1面積は奥行き×幅で算出しています。
  テントはカーブがあるため、実際の面積とは異なります。
※2専用インナーマットのサイズ

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コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢ

出典:コールマン

広くて快適なテントが欲しい人におすすめ。
付属品も多く、コストパフォーマンスに優れています。
コクーンも3代目になり、キャンプ場で見かける事も多くなってきました。

出典:コールマン

フロンパネルにはサイドウォールがついているので、横からの雨風や日差しを遮ることができます。

出典:コールマン

サイドパネルを跳ね上げることができます。
ポールは3本付属しています。
フロントも同時に跳ね上げる場合はオプションのポールが必要です。

出典:コールマン

別売りのインナーテントを追加すると、寝室は2室できますので最大12人で寝ることができます。

出典:コールマン

インナールームはコットン混紡素材なので、結露が軽減されることや、通気性があり断熱効果も高いため、夏冬問わず快適に過ごせます。

出典:コールマン

ルーフフライがあると暗くなるのですが、コクーンには天窓があるためテント内が明るいです。
ルーフフライも付属されています。

出典:コールマン

フライ下部にもメッシュがあるので、空気循環により暑い空気が外に逃げることで夏も快適に過ごせます。

出典:コールマン

スノーピーク ランドロック

出典:スノーピーク

定番のテントが欲しい人におすすめ。
今回紹介したテントの中では最もキャンプ場で目にします。
ブログやインスタでも数多く紹介されているので、レイアウトなど参考にしやすいです。

ランドロックは2009年に発売されたテントです。
当時からほとんど設計が変わっていないので、外のテントと比べるとこのテントにしかない機能というのは特段見当たらないのですが、必要な機能はしっかりと装備されており、裏を返せば余計な機能が付いていない分わかりやすく使いやすいテントとも言えます。
テントの立て方もYoutubeで紹介している動画も多く、買ってから困ることも少ないと思います。
そういう理由からあまり慣れていない初心者におすすめするのであればこのテントになります。
一方で、他人と被るのが嫌な方にはおすすめできません。
そういう方には色違いのアイボリー色のランドロックが良いですね。
アイボリーはあまり見かけることがありません。

出典:スノーピーク

サイドには大きな出入口がありますので、導線の確保も容易です。
キャンプ場によっては前後が狭い場合左右から出入りできるのは助かります。
出入口が大きいことによって、横づけした車から荷物の出し入れも容易ですね。

出典:スノーピーク

メッシュが大きいので風の通りがよく、夏でも快適に過ごせます。

出典:スノーピーク

おとな4人がゆったりと過ごせる大型のインナールームが付属されています。
お子様連れの家族でしたら5~6人程度が寝るスペースがあります。

出典:スノーピーク

ボトムにはスカートがついているので、寒い外気が入らないため冬でも快適に過ごせます。

尚、ランドロックは別売りの付属品が多いため、すべてを購入すると他のテントよりも高くなりますが、スノーピークの保証制度は優秀で、経年劣化などを除き正常の使い方であれば破損などの修理を無料で受けることができます。
私もアメニティドームのポールを追ってしまったことがあるのですが、無料で修理していただけました。
後々の事を考えると、むしろ安いのではないかと私は考えています。
【2021年3月27日追記】先日リビングシェルの生地破れを直していただきましたが往復送料込みで3000円でした。無料ではなかったですが自分で補修することを考えれば十分リーズナブルだと思います。

スノーピーク保証 | スノーピーク(Snow Peak)
スノーピークは厳しい自然での検証に裏打ちされたハイスペックな製品群を提供するキャンプ・アパレルを中心としたアウトドアブランドです。

キャンパルジャパン ティエラ5-EXⅡ(2020モデル)

出典:キャンパルジャパン

玄人志向の方にお勧めなテントです。
他のテントと比べて若干コンパクトなテントなので3~4人ぐらまでの人数があっているように思います。
今回はロングセラーのティエラ5を紹介しましたが、もう少し広いほうが良い方は、基本構造が同一で奥行きが610センチ(EXよりも55センチ長い)ティエララルゴのほうが良いでしょう。

テントの立て方もほかのテントとは異なっており、セルフスタンディングテープにポールを立ち上げ、上からフライシートをかぶせるスタイルとなっています。
※動画を見ていただくとわかりやすいと思います。
フライシートを地面に広げなくてもよいのでフライシートが汚れないことと、多少風が強い日でも立ち上げやすいという事がメリットですが、天井が高いので背が低い方はフライシートをかぶせるのが大変だと思います。

出典:キャンパルジャパン

ティエラはルーフフライではなく、テント内天井部分に取り付けるライナーシートが付属されています。
期待される効果はルーフフライ同様に遮光性の向上や結露の防止になります。
室内天井なので雨などでぬれたり汚れる心配がないことと、必要に応じて取り外しができるというメリットがありますが、天井が低くなるというデメリットもあります。
インナールームはコットン混紡素材なので、結露が軽減されることや、通気性があり断熱効果も高いため、夏冬問わず快適に過ごせます。

出典:キャンパルジャパン

フライ前方下部にも大きなメッシュ窓がありますので、風の通りがよく夏も快適に過ごせます。
メッシュ窓が下部にあると、他人の視線を気にせずに開けれるので気になる方には良いかと思います。

ロゴス プレミアム 3ルームドゥーブル WXL-BJ

出典:ロゴス

ロゴス独自の機能が満載な魅力的なテント。
機能性重視のテントが欲しい方にお勧めです。

出典:ロゴス

フロントパネルを付属のポールで立ち上げると、スクリーンテントに早変わりします。
リビングスペースが広がるので雨の日や虫が多いサイトでも快適に過ごすことができます。
フロントパネルをたためば全長が短くなるので、外の大型テントと違って狭いサイトでも使用することができます。

出典:ロゴス

このテントはフロントパネルに筋交いのポールが通っている構造で、強度を高めています。

出典:ロゴス

筋交い構造のおかげで、フロントパネルを立ち上げたときに、中央にランタンを吊り下げることができます。

出典:ロゴス

筋交い構造の為、傘のような傾斜ができることで雨水を受け流すことができます。

この動画をみるとわかるのですが、このテントはほかのテントと違ってXフレーム構造(ポールをX字に差し込み立ち上げる)ので構造が単純で分かりやすいですが、構造上ポールの交差点が少ないので風に弱いことと、天井のカーブがややきつくなるので、若干空間が狭くなります

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